天皇陛下即位20年式典 EXILEが奉祝曲を披露


皇居二重橋から御覧になっている天皇、皇后両陛下(画面左)にダンスを披露するEXILE
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   天皇陛下即位20年を祝う国民祭典が、2009年11月12日に皇居前広場で開かれ、第2部の「祝賀式典」では一般公募を含む3万5千人が参加してお祝いした。


   女優の森光子さんや巨人の原辰徳監督など各界代表のお祝いメッセージ、小学生バンドや踊りなどの奉祝演奏が披露されたあと、参加者が提灯をともして出迎えるなか天皇、皇后両陛下がライトアップされた二重橋に姿を見せられた。


   鳩山由紀夫首相が、「ご即位以来、願ってこられた国民の幸せと国家の発展、世界平和の実現に全力で取り組む決意です」と言葉を述べると、人気ユニットEXILEの歌う奉祝曲「太陽の国」(作詞・秋元康、作曲・岩代太郎)が披露された。この曲は、オーケストラの第1部「太陽の種」、ダンスのある第2部「太陽の芽」、歌の入った第3部「太陽の花」で構成された組曲。タキシードに身を包んだEXILEのパフォーマーが激しいダンスを熱演し、「ATSUSHI」「TAKAHIRO」のボーカル2人が厳かで壮大な曲を歌いあげた。


   両陛下は時折言葉を交わしながら、橋の欄干に手を置き熱心に御覧になっていた。「幸い天気になり安堵しました。しかし、少し冷え込み皆さんには寒くはなかったでしょうか。本当に楽しいひと時でした。どうもありがとう」とねぎらいの言葉を述べ、万歳三唱の掛け声に手を振りつつ退場された。



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