エコポイント効果でテレビとブルーレイの同時購入が3割増


テレビとブルーレイの併せ買いが増えている

   エコポイントを利用してテレビを購入する人が増えているが、民間調査会社のブランド総合研究所の調べでは、テレビと同時にブルーレイディスクレコーダーを併せて購入する人が3割増えていることがわかった。

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   テレビとブルーレイの「併せ買い」は、エコポイント施行前の66.2%から施行後は86.0%にまで上昇した。ブランド総研は「エコポイントによる事実上の現金還元で、消費者が購買意欲を促進させ、同時購入の機会を高めたものと考えられる」としている。

   一方、ブルーレイの購入を検討している人に、購入の際の不安について聞いたところ、価格の次に心配なこととして、約6割の人が「現在所有している録画機で録りためた映像やDVDソフトが無駄になる」と答えた。購入を検討している人は、現在持っている機種とブルーレイとの「親和性」を重視している。

   また、ブルーレイでDVDが再生できるという基本的な機能でさえ、知らない人が4割以上いるなど、ブルーレイを正しく認識していない人が多いことが浮き彫りになった。「機能が多すぎる」「操作が面倒」といった回答も多く、使いなれた機種からの変更に、漠然とした不安を抱えた消費者が少なくないことがわかった。

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