自動車業界、ア然ボー然 この人たちの「クルマ考」

   リコール問題をはじめ、車の安全性が問われている今、今回はギャル達に「自分が欲しい車(車種)」について聞いてみました。

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1位:メルセデス・ベンツ 2位:トヨタ・bB


いろんなクルマがあるね~

   GRP調べ「自分が欲しい車ランキング」によると、

   1位:メルセデス・ベンツ 2位:トヨタ・bB 3位:日産・マーチ 4位:トヨタ・セルシオ(中古) 5位:BMWといった車が人気を集めており、ギャル達はブランド力のある高級車、デザイン力・カラーバリエーションの豊富な小型車に魅力を感じでいるようです。

   また、更に詳しい話しをギャル達に聞いてみると、ある人物が彼女達に影響力を与えていることが分かりました。その人物とは…父親・母親なのです!

   「お父さんもいつかベンツに乗ってみたいな~」

   「お母さん的には、使い勝手の良いマーチが欲しいのよね~」

   ギャル達は、このような親達の会話を聞き、またその会話に出てくる「車」に興味や関心を寄せているようなのです。

   では、なぜ自分達の口コミ情報や伝達情報など同世代からの意見を重要視するギャル達が「車」に対しては親からの影響を受けている傾向にあるのでしょうか。

   それは、現代のギャル達にとって「車」そのものがステータス的シンボルではなくなったとこと、また電車やバスなどの公共交通の発達により、ギャルコミュニケーションの中で「車」に対する会話が比較的少なく情報も乏しいことが要因にあると思います。

車で意志は示せない

   思い返してみれば、一昔前までは、「車」は男性のシンボルであり、「スカイライン乗っている男性がイケてる」や「ソアラに乗っている人がモテる」といった、時代時代の色が出ていた時があったかと思います。しかし、現代のギャルにとって、「車」に対しては自分の色、意思を示すようなアイテムではないという考えが彼女達の価値観となっているようなのです。

   だからこそ、先程も伝えたように、一番身近な親達の会話の中で挙げられた「車」に関心を寄せているのだと思われます。このような傾向から考えてみると、「車」に対しては親からの影響を受けているギャル達にとって親世代が車に関心を寄せれば寄せるほど、ギャル達やその周りのティーン世代も更に「車」に対して興味や関心が高くなるのかもしれません。

   更に言えば、親達が「車」に対しての意識が高ければ高いほど、ギャルやティーン=若者の「車」に対する関心度が増し、購買促進に繋がることなのかもしれませんね。

GRP編集長・まぁ~さ

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