「プリ帳」使うギャルが減ってきた ハテ・・・それは何の影響?

   「プリント倶楽部~♪」のセリフが耳に残り、一世を風靡したプリントシール機。

   発売されて早14年。発売当初から現在までギャルにとって欠かせないアイテムとして彼女達のライフスタイルと深く関わっています。

   また、現在のプリクラ機は目を大きく、そして肌をきれいに見せてくれる補正機能も充実しており、プロのカメラマンに撮影してもらった写真のような仕上がりになる機種も多くあります。

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赤外線送信完備のプリクラ機が登場


こんな私、どうっスか?

   そんなプリクラが流行してからすぐ、ギャル達の間で必須となったアイテムがプリクラ帳、略して、「プリ帳」です。撮ったプリクラをノートに隙間無く埋めながらコラージュしていくのですが、ギャルなら持っていて当たり前と言われるほどメジャーなアイテムでした。

   しかし、最近では当たり前に行われてきた「プリクラを取る」→「プリ帳に貼る」という流れが変わってきていて、プリ帳を使っているギャルが減少しています。

   3月17日付のGRP調べでは「プリクラのシールは撮った後どうしている?」という質問に対して、38%がプリ帳に貼ると答え、31%は「特に使わない」という意見でした。

   せっかく撮ったプリクラのシールをなぜ使わないのか?と疑問に思われる方も多いかと思いますが、最近のプリクラ機にはほぼ赤外線送信を完備しており、データを携帯電話に送信できるという機能があるのです。

プリクラ交換がケータイ1つで可能に

   以前は、撮ったプリクラをプリ帳に貼り、残りは友達との交換する習慣、いわゆる「プリ交換」が多かったギャル達ですが、携帯での画像データが入手可能となった今、閲覧も交換もケータイ1つで可能になりました。

   また、携帯電話に保存したプリクラデータの使用先は、ブログや前略プロフィールなどのウェブページに使用しているギャル達が多く、シール自体を頻繁に活用することもなくなってしまったようです。

   はさみを片手に友達とプリクラ交換…徐々にこのような光景が見られなくなるのかもしれません。

   デジタル化が進み、ギャルのマストアイテムだったプリ帳を常に持ち歩く時代は幕を下ろしつつあります。つまり、現在のギャルにとって、「携帯電話のSDカード」が彼女達の思い出アルバムとなっているようです。<モノウォッチ

GRP副編集長 アミーゴ

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