あの「写楽」市川蝦蔵がサザビーズパリオークションに 4/20~21には東京で公開


東洲斎写楽作、浮世絵「市川蝦蔵 竹村定之進」

   2010年6月9日にフランス・パリで開催される競売大手サザビーズのアジア美術オークションで、東洲斎写楽作の浮世絵「市川蝦蔵 竹村定之進」(1794-95)が出品される。

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   同作品は、写楽作品の中でも最高傑作の一つとされ、当代きっての人気歌舞伎役者、市川蝦蔵が演じる竹村定之進を描いた大首絵だ。東京国立博物館やボストン美術館(米・ボストン)、メトロポリタン美術館(同・ニューヨーク)、大英博物館(英・ロンドン)をはじめ、世界中の著名美術館に所蔵されている同作品と比べても状態はトップクラスだといい、予想落札価格は「数千万円」とみられている。

   サザビーズジャパンでは、10年4月20日、21日に半蔵門の東京オフィスで同作品を一般公開し、広く日本での入札を募る予定だ。<モノウォッチ

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