「神」となって世界に君臨、織田信長の恐るべき野望


「本能寺の変」のナゾを解く快作

   講談社は、2009年に「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」のベストシリーズ1位になるなど、今もっとも注目されている時代小説家のひとり・上田秀人氏の新刊本『天主信長 我こそ天下なり』を2010年8月下旬に発売して好評を得ている。

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   430年前、天下統一を目前に「本能寺の変」によって自刃した織田信長だが、その野望は東アジア征服どころか、「神」となって世界に君臨することだった。秀吉や、その参謀、竹中半兵衛や黒田官兵衛らを巻き込んだ壮大な計画とは・・・、そして、安土城のからくりとは?

   単行本、322ページ。定価1785円。

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