広がる電子ペーパー技術 ブリヂストン、「エアロビー」を発表


電子ペーパー事業の新ブランド「AeroBee(エアロビー)」

   フラットパネルディスプレイの総合技術展「FPD International 2010」が2010年11月10日~12日に千葉市美浜区の幕張メッセで開催。3Dやタッチパネル技術と並び注目されている電子ペーパー技術を紹介する。

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   電子ペーパーの最大の魅力は「省電力」で、液晶やLEDなどのディスプレイとは異なり、一度表示した画面は電力を使用することなく半永久的に表示することもできるという。液晶と比較すると、50分の1の消費電力となるものもある。

   現在は電子書籍や電子棚札などが主な使用用途だが、書き込み機能を生かしたアンケート用紙の代替、デジタルサイネージでの活用など開発各社は今後さらに用途を拡大し普及を目指している。

   ブリヂストンは同イベントで、電子ペーパー事業の新ブランド「AeroBee(エアロビー)」を発表し、最新端末を展示。応答速度が最速5000分の1秒と電子ペーパー技術の中でも速く、画面のちらつきが起こらず、読みやすいのが特徴だ。この応答速度の速さからスムーズな直接書き込みを可能にした。さらに、A3サイズの開発にも成功している。

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