安全過信? 空き巣被害者54%は依然「対策せず」

   マイボイスコムは2010年12月3日、防犯に関する意識調査の結果を発表した。

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   それによると、20歳以上の男女1万5982人中1987人(12%)が、自宅やオフィスで空き巣・強盗の被害(未遂を含む)の経験者で、これは実に8人1人の割合だ。そのうち、5年以内に被害のあったことのあるのは396人で、321人(81%)は「(自分が)被害に遭うとは思っていなかった」と回答している。

   被害者396人は防犯について、「短時間の外出でも施錠することが重要」(61%)、「ピッキングに強い鍵がある」(56%)、「窓からの侵入が多い」(53%)などの知識を持ちながらも、被害前に行っていたことは「外出時に2階以上でも窓に鍵をかけていた」(25%)、「センサーライトを設置していた」(14%)などを抑えて半数以上(54%)が「対策を行っていなかった」。安全に対して過信のある現状が浮き彫りになった。

   また、被害にあった396人のうち96%は「防犯の必要性を感じた・強く感じた」としながら、被害に遭ってからも21.5%は「(防犯)対策を行っていない」という。その理由としては「費用がかかる」(63.5%)、「手間がかかる面倒」(35.3%)、「有効な防犯対策がわからない」(28.2%)などが挙げられている。

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