「レディー・ガガ」はなぜスターに? 米ポスト紙記者が明かす「実像」


『レディー・ガガのすべて』

   ソフトバンククリエイティブは2010年12月9日、新刊本『レディー・ガガのすべて』(著モーリーン・キャラハン、訳・中村有以)を発売し、好評だ。

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   音楽界にすい星のごとく現れ、インパクトのある歌とファッションであっという間にスターダムにのしあがったレディー・ガガだが、その素顔はあまり知られていない。同書は、米ニューヨク・ポストの記者で、ピュリッツアー賞にもノミネートされたことがある著者が、こん身の取材で、ガガの「過去」と実像に迫っている。

   「幼いころからずっとパフォーマーになりたかった」という「レディー・ガガ」こと、ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタは、ニューヨーク大学時代の友人いわく、レーザー光線のようにまっすぐな目的意識を持ちながら夢を追い、「レディー・ガガが素晴らしいのは、しっかりとした曲作りをした上で、服を脱ぎ、ビジュアルで魅せているってところだ」とMTVの制作・開発担当代表に言われるまでになった。

   家族やスタッフとの葛藤、また、世界的なスターに上り詰めるまでの舞台裏におけるさまざまなドラマが、小気味いいリズムで展開。ガガの貴重な少女時代の写真なども多数掲載されていて興味深い。

   単行本、288ページ。定価1680円。

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