せきを知るパンフレット、ネット上でも配布


家族でかぜのメカニズムを学ぶ

   常盤薬品工業が、「せき」について分かりやすく紹介したパンフレット「おかあさんの保健ノート せきのお話」を、ウェブサイト上で公開している。元々全国の公立小学校・中学校・高等学校などを対象に配布する予定だったが、予想以上の反響の大きさに、ウェブ上での無料公開を開始した。

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   監修は、財団法人日本学校保健会と、慶應義塾大学医学部呼吸器内科副島研造講師。読みやすい文章でせきについての基礎知識を紹介しており、なぜせきは出るのか、なぜ風邪をひくとせきが出るのか、せきは本当に止めなくてはダメなのか、せき薬はどのようにして効くのか、といった「せきのメカニズム」を、家族で学べる内容となっている。あたたかみのあるイラストは、親子いっしょに読んでほしいという工夫だ。「せきの風速は80メートルを超える」など、意外な情報もある。

   2010年10月から配布申し込みを受け付け始めたところ、予定を大きく上回る3600校から、70万部の申し込みがあった。現在までに590校に13万3000部をすでに配布している。常盤薬品工業では無料公開を「学校や家族の健康管理に役立てて頂きたい」としている。

   特設サイトから、PDF形式でダウンロードできる。

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