「内定」の返事先延ばし学生はキケン


実践的新卒採用マニュアル

   新卒だろうが中途だろうが、企業にとって「自社の業績に貢献できる人材」を1人でも多く採用できるかは重要なファクターだ。もちろん、それは容易なことじゃない。有名大学に入るまでで終わってしまう者がいる一方で、それほど知られていない大学を出ても、そこから大きく伸びる者も少なくない。昨今のような経済状況では、特に採用する側も悩みは尽きないだろう。

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   そんななか、2011年1月6日、こう書房から新刊本『欲しい人材を逃さない 採用の教科書』(著・中尾ゆうすけ)が発売された。同書は、基本的に「新卒採用」を対象にししているが、採用計画を立てること、いい人材を見つけるための母集団を形成することの重要さを説き、さらには、いい人材を見落とさない選考の仕方、いい人材を逃さない内定~受諾への進め方について、一部上場企業の現役人事担当者が自身の経験と実績をもとに解説している。

   著者は、特に「内定から受諾までがもっとも採用担当者の力量が問われる」とし、一番よくないのは、内定を出した学生からの返事(受諾するか否か)をだらだら先延ばしすることだという。

   単行本(ソフトカバー)、224ページ。 定価1575円。

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