長谷部誠が教える「心の整え方」


誰もが実践できる心を整える方法とは?

   サッカー日本代表のキャプテン長谷部誠選手は一体、どんなことを考えて試合に臨むのだろう――。幻冬舎が2011年3月20日に発売した書籍「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」(著・長谷部誠)が評判だ。

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   高校時代は突出した成績を残せなかったという長谷部選手が、「浦和レッズ」「ヴォルフスブルク」でレギュラーを勝ち取れたのは、「心を整える」術を知っていたからなのかもしれない。彼が日ごろから心掛けていること――努力や我慢はひけらかさない、1日30分は心を静める時間を持つ、夜時間のマネージメントの仕方、遅刻が努力を無駄にするなどは、ビジネスマンにも役立ちそうな考え方だ。

   また、最終章は、優勝したアジアカップにまつわる「裏話」も書かれている。試合終了間際にかろうじて引き分けたヨルダンとの緒戦から、チームが集中しきれていないことを感じていた長谷部選手。韓国戦を前に行われた選手間ミーティングによって、チームがひとつになったという。何としても思いを伝えたかった彼が実践したのは、チームメートの目線を外さずに話すことだった。ページの端々から、長谷部選手の真面目な人柄のよく出た一冊。

   価格は1365円。

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