太田光の「マボロシの鳥」が絵本に 描いたのだれ!?


最新絵本「マボロシの鳥」より

   東京・目黒区にある藤城スタジオでは、日本を代表する影絵作家・藤城清治さんの20年ぶりとなる自宅スタジオ展「幸せをよぶ夢いっぱいの展覧会」が開催される。期間は2011年4月17日から11年5月29日まで。

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   初日の4月17日に87歳の誕生日を迎える藤城さんは、昔からの変わらない熱い制作意欲と瑞々しい感性で、作品を生み出し続けている。今回展示される作品は、5月に発売する最新絵本「マボロシの鳥」の原画や、初期のモノクロ作品から最新作までの中から選んだ「銀河鉄道の夜」、「西遊記」、「月光の響」などの代表作60点が中心となる。ちなみに、「マボロシの鳥」は、藤城さんのファンだというお笑い芸人の太田光さんが書いた同名小説を絵本にしたもので、藤城さんは送られてきた同書を読み、絶対に自分自身の手で絵本にすると決心したという。また、これらのほかにも、カエルのキャラクター・ケロヨンのグッズや、珍しいこけしのコレクションなど、絵以外のものも並ぶ予定だ。

   時間は11時から20時までで、入場料は大人が1500円、大学・高校生が1000円、中学生以下は800円。ただし、目黒区民に限り大人は1300円、幼児と75歳以上は無料になる(住所を確認できるものが必要)。

   なお、期間中には先着50人のバスツアーも組まれており、日帰りは5月6日、1泊2日は5月21日から5月22日に予定されている。詳細は公式サイトで。

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