「めっちゃ応援」から「ガッカリ」へ ギャルが菅首相に突きつけた三行半

   連日話題となっている、菅直人首相の退陣問題。 菅首相の辞任表明をめぐる問題に、皆さんも様々な意見があるかと思います。

   そこで、今回はそんな菅首相の退陣問題について、また、今後の国会についてギャル達はどう考えているのかについて書きたいと思います。

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1年前は「菅さん、めっちゃ応援してます」


「正直ガッカリです」

   まず、昨年のリサーチでギャル達から菅首相へ伝えたいメッセージについてのギャルウォッチを振り返ってみると、

『おめでとう』
『頑張って良い日本にしてね。』
『めっちゃ応援してます』

といった期待や応援の言葉を送る声が多く、菅政権に前向きな反応を示すギャルが多かったことが伺えました。

   しかし、あれから約1年経過した今、再度菅首相へ向けて言いたいことを調査してみると、以前の期待や応援の声とは一変し、ギャル達は菅首相へ向けて厳しい意見を訴えていることが分かりました。

今は「菅さん、しっかりして下さい!」

『しっかりして下さい!もっと発言に責任を持つべきだと思います…。』
『国民のことを全然考えていないような対応ばかりで正直ガッカリです。』
『自分のやっていることに責任があるならもっと堂々と大きな声で主張して下さい!』

など、期待を裏切る菅首相にギャル達から厳しい批判の矢が浴びせられる結果となりました。

   次に菅首相の退陣についてはどう思っているのかを聞いてみると、

『菅さんもそうだけど、結局誰が首相になっても同じ気がする』
『退陣の目的が変わってない?ただ菅さんを辞めさせたいだけのように感じる』
『何で鳩山元首相が菅首相に辞めろって言うのか理解出来ない!自分はどうだったのって思っちゃう…』

など、退陣問題については、菅首相への評価だけではなく、国会全体への批判的意見が圧倒的に多いことが伺え、国会への信頼度も落ち込んでいることが分かりました。

   それでは、そんな思いを抱えるギャル達はどんな首相を求めているのでしょう。

「被災地への対応」がギャルの考える焦点

   理想の首相像について調査してみると、特に多かった意見に、ある出来事が大きく関わっていることが分かりました。

   その出来事とは3月11日に起きた、東日本大震災です。

『本当に国民のことを考えている人!もし本当に国民のことを考えているなら、被災地への対応は一番にすると思う!』
『地震とか災害によって苦しんでいる人達のためにいち早く行動してくれる人!そういう人ならどんな時でも良い方向に導いてくれそう』
『無駄なお金を使わなくて、正義感の強い人が首相になって欲しい』

   このように、今回の菅首相退陣問題の発端となった「被災地への対応」について目を向けているギャル達が多く、災害の影響を受けた人達のことを考えている声が多く聞かれました。

   東日本大震災という歴史に残る経験を経て、国会の対応の大切さを改めて実感したようで、これまでの政治への関心度に比べると、さらに政治をリアルに身近なものとして真剣に考え、また、友達同士や家族で話し合うなどしているギャル達が増えているようです。

――日本のために、苦しんでいる人達のために、国民のことを本気で考え行動してくれる人――

   退陣問題がどのような結果になるにしろ、ギャル達はそんな理想の首相を心待ちにしているようです。

GRP編集部 ミリにゃん

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