世界最小の犬、母を捜して下町大冒険!?


本『ちま犬 しばのすけ』

   実業之日本社は2011年7月14日、コンペイトウ書房からちょっと変わった写真絵本『ちま犬 しばのすけ』(著・かずかしとも、写真・ちばみゆき)を発売し、話題を呼んでいる。

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   漫画家・村上たかしさんも「なんだ! このかわいすぎる生き物は! 世界最小のちま犬に、もうみんな夢中です」と驚く"主役"の小さな柴犬「しばのすけ」は、まめしばよりさらに小さい手のひらサイズ。もちろん、実在してはおらず、写真を加工してつくられたものだ。物語は、しばのすけが、お兄さん犬たちから「ちまっこ」と呼ばれていじめられ、逃げているうちに家に戻れなくなるところから始まる。

   大好きなお母さんに早く会いたくて、下町を歩き回り、ちょっとずつ強くなっていくしばのすけ。途中、おぼれそうになっていたのを助けてあげたてんとう虫が、しばのすけに大事な情報をもたらした。果たして、しばのすけはお母さんのもとに帰れたのか・・・? 「震災後、自分が小さい存在に思えて臆病になったり、不安になっている人々に、ちま犬から勇気を与えられたら…」という思いで作られたという。

   切り取って使えるポストカード付き。

   単行本、88ページ。定価1050円。

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