ギャル信者「加藤ミリヤ」新刊に? 「病みソンの神」巡る期待と不安

   先月3日に発売された初のベストアルバム「M BEST」も大ヒットし、「ミリヤ信者」と呼ばれる熱烈なファンもいるほど、数多くの女性達から支持されています。

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「病み」を率直に表現した歌詞に共感


ミリヤの良さは本じゃ伝わらないかも

   もちろんギャルの間でも熱狂的ファンが多く、「病み」をストレートに表現した歌詞に共感・共鳴する子が多く、落ち込んでいる時や何か嫌なことがあると、ギャル達はこぞって加藤ミリヤの曲を聴いているようです。

   そんな「病みソンの神」としてギャル達から支持されている加藤ミリヤですが、今度は9月22日に小説を上梓したことがギャル達の間で衝撃的ニュースとして話題となっています。

   では、この加藤ミリヤの小説家デビューについてギャル達はどう思っているのでしょうか。

「読みたくない」が51.7%

   早速、GRPで調査を行ったところ、「病みソンの神」として加藤ミリヤを崇拝しているギャル達からは驚くべき意見を聞くことが出来ました。

   まず、加藤ミリヤの小説を率直に読みたいか、読みたくないかについてのアンケート調査を行うと、「読みたくない」が51.7%、「読みたい」が48.3%という結果となり、僅差ではあるものの「加藤ミリヤの小説を読みたくない」と思うギャルが多い結果となりました。

   なぜ、「病みソンの神」として崇拝している彼女の作品をギャル達は読みたくないと思っているのでしょうか。引き続き調査を行うと、ギャル達からはこのような意見を聞くことが出来ました。

「小説ってなると…う~ん、微妙…」

   ギャルA『ミリヤだから読みたい気持ちもあるけど…う~ん、歌だけでいいかなぁって思っちゃう』

   ギャルB『分かる~!うちらはアーティストとしてのミリヤが好きなんだよね!』

   ギャルA『そうそう!聴いているとマジ励まされるからね!ってか、チョー共感出来るし!』

   ギャルB『ウチは今日も聴いてたけど、ミリヤの曲を聴くと自分の気持ちを歌ってくれているみたいでスッキリするんだよねぇ!でも…小説ってなると…う~ん、微妙…』

   こういった意見を聞くことが出来、「病みソンの神」として加藤ミリヤを崇拝しているギャル達ですが、小説となるとあまり前向きではないことが分かりました。

   このように『アーティストとしての加藤ミリヤが好き』という意見が多かったのはもちろんですが、ギャルの間でSNSやブログ、ツイッターなどが普及したことにも大きな要因があるようです。

ケータイ小説離れも影響?

   思い返してみれば、ケータイ小説が爆発的ブームとなった2005年~2006年の時には、SNSやブログやツイッターは爆発的なブームとなっておらず、ギャル達はウェブを通して情報を受け取る側、受信するのが基本だったと思います。

   しかし、現在では、自分達で情報を公開出来る側になり、同時にモデルやブロガー達が綴るリアルタイムな情報を受け取る側になったことで、ケータイ小説を自ら読んで共感するというスタイルが少なくなり、ケータイ小説離れが加速化、よって、加藤ミリヤの書籍としての小説としてもギャル達は億劫に感じてしまっているのでしょう。

   中には「読みたい」と期待するギャルも多いようですが、これまでの加藤ミリヤへの支持率が高い分、鋭く評価するギャルが多いことが読み取れるかと思います。

   果たして加藤ミリヤの小説は、ギャル界でどんな評価が下るのでしょうか…。

   不安感と期待感が入り混じった複雑な感情を抱えながら、ギャル達は加藤ミリヤの小説家デビューを迎え入れたようです。

GRP編集部 ミリにゃん

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