「今年の漢字」募集  「暑」の次は・・・?

   日本漢字能力検定協会(京都市)は、今年1年の世相を漢字1文字で表す「2011『今年の漢字』」を2011年11月1日~2011年12月5日に全国で募集する。

   「今年の漢字」は、1年を振り返りつつ漢字の奥深さを再認識することを目的にした毎年恒例のイベントで、今年で17回目だ。

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12月12日の「漢字の日」に発表


「震」の漢字は1995年にすでに入っている/写真は2010年の「暑」

   最も応募数の多い漢字が、「今年の漢字」として、12月12日の「漢字の日」に京都・清水寺で森清範貫主の揮毫により発表される。

   応募は、はがきや日本漢字能力検定協会のホームページ、FAXでできるほか、東京タワー、清水寺、全国の書店やホテルなどに設置される「今年の漢字 応募箱」で投稿することもできる。応募した人の中から抽選で、総計100人に漢検オリジナル図書カードやグッズのプレゼントも。

   東京タワー・フットタウン2階では、「2011年『今年の漢字』」応募箱のほか、11月1日から過去の「今年の漢字」の原寸大掛け軸を展示する特設会場を設けるため、来場者が過去の漢字を原寸大で見ながら投票することができる。

昨年の漢字は「暑」

   2010年は記録的な猛暑や、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還、チリ鉱山の落盤事故などを反映し、28万5406人の応募から「暑」が「2010年『今年の漢字』」に選ばれた。

   「今年の漢字」がはじまった1995年は、阪神淡路・大震災やオウム事件などから「震」が選ばれており、東日本大震災が発生した2011年の漢字も注目される。

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