日本オペラ研究に欠かせない研究書

   水曜社は、昭和音楽大学オペラ研究所編の新刊「日本オペラ史 1953~」(著・関根礼子)を2011年11月5日に刊行する。

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ほぼ全ての史・資料を網羅


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   日本オペラの草創期から第二次世界大戦を経て、二期会発足までを記した「日本オペラ史~1952」の続巻。本編と資料編の2部構成で、本編では1953年から高度成長期、バブル期を経て、今日にいたる日本オペラの流れを概観する。

   最大の特徴は、全804ページ中、約600ページを占める資料編。現在収集可能と思われるほぼすべての史・資料を網羅したといい、地方オペラ団体や現存しない団体の公演資料など、入手困難な資料も多数掲載されている。同社が「オペラ関係者、研究者は本書を参照せずして今後の研究が成立し得ないであろう」と胸を張って送り出す一冊だ。

   A5判、本文804頁。価格は1万2600円。

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