「小室哲哉」の元マネジャーとコスプレの関係

   東京・渋谷区の明治通り沿いに200人収容の「ライブゲート」というライブハウスがある。オーナーの岡庭さんは、ミュージシャン・小室哲哉の元マネジャー。「アニメ関係の音楽が非常に増えている。このライブハウスをサブカルチャーの聖地にしたい」と、アニメを含めたコスプレイベントのために、ライブハウスを開放する。

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ライブハウスで本物の撮影を体現


撮影場所は重要です

   最近の音楽界は、不法なダウンロードが横行して音楽著作権が確保できない。音楽業界は出版業界以上の不況らしく、ライブハウス界では値下げ戦争が行われている。そこで目を付けたのがコスプレ。「ボーカロイド」「けいおん!」「うたの☆プリンスさまっ♪」などのアニメが大ブレイクしているのに注目して、これらのサブカルチャーに注目する。

   逆にコスプレーヤーにとっても渡りに船。体育館など都内のコスプレ会場に辟易していたコスプレーヤーは、本物のライブで撮影を希望する。スポットライトを浴び、スピーカー、アンプからガンガンと本当の音が出る。DJがいてカメラマンがシャッターを切る。本物のライブハウスで本格的な撮影を体現できる。そんなライブハウスを提供しようというわけだ。

   もし実現すれば、うたプリのコスプレスターが誕生!?しかし問題も…。「ステージで最低30分は撮影時間がほしい。本物を撮るためには、時間が必要」というのだが、一組30分をいかにして確保するか。ライブハウスの苦悩は絶えない。

肥留間正明

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