まだまだあるゴダールの未公開作品 4月21日から3本一挙上映!


たのしい知識(楽しい科学)

   世界の貴重な映像作品を紹介している「アイ・ヴィー・シー」(東京都港区)は2012年4月21日から5月11日まで、「ジャン=リュック・ゴダール+ジガ・ヴェルトフ集団 WEEK」をオーディトリウム渋谷で開催する。

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   1968年の5月革命を契機に政治へ傾倒していったゴダールの軌跡を、当時の代表作3本「ウイークエンド」(1967)、「東風」(1969)、「万事快調」(1972)と、日本未公開の「ありきたりの映画」(1968)、「ウラジミールとローザ」(1970)、「たのしい知識 (楽しい科学)」(1969)の上映を通して、改めて振り返る試みだ。

   これらの作品はDVDとして5月31日からの販売も予定されている(DVD BOX、3万1500円)。

   ゴダールは、ヌーヴェル・ヴァーグの中心的監督の一人としてデビューし、「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」などで同時代の映画ファンから圧倒的な支持を得た。その後68年に政治的な色合いの強い作品を集団で制作するジガ・ヴェルトフ集団を結成し、しばらく商業映画から離れたが、「勝手に逃げろ/人生」(1979)で商業映画に復帰。それからコンスタントに作品を発表し続け現在に至っている。

   価格は一般1500円、大学・専門学校・シニア1200円、高校生800円、中学生以下500円。上映スケジュールは、HP(http://a-shibuya.jp/archives/2746)を参照。

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