医療崩壊は本当に防げるか 「医学部新設」で公開シンポジウム

   医師不足や医師の偏在から、新しい医学部新設の要望や動きがあり、既存の医科大学には反対の声も強い。この問題を真正面からとらえた公開シンポジウム「今なぜ、医学部新設か…医師不足の解消と医学教育を考える」が2012年5月19日午後2時から5時まで、東京・西新橋で開かれる。

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   主催は日本医学ジャーナリスト協会(水巻中正会長)。文部科学省が全国募集したパブリックコメントでは、宮城県、新潟県などでは多数の賛成意見が寄せられた。この機に、医学部の定員増で医師不足や医療崩壊は解消するのか、新設するとすればどのような医学部がよいのかを医療人、大学人が議論し、参加者の意見も聞く。

   講師は、上昌広・東京大学医科学研究所特任教授、北島政樹・国際医療福祉大学学長、田島知郎・東海大学名誉教授、福井次矢・聖路加国際病院院長。会場は航空会館(東京都港区新橋1-18-1)。会場で資料代1000円が必要。

   同協会会員以外の参加も受け付けている。希望者は住所、氏名、年齢を書き、ファクスで同協会(03-5561-2912、問い合わせ電話は03-5561-2911)まで。

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