7月以降も「レバ刺し」OK その正体は…

   ハイスキー食品工業(香川県)が2012年7月10日に発売予定の、レバ刺しそっくりこんにゃく「マンナンレバー」の市販品用新商品「元祖マンナンレバー」がネット上で話題だ。

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「殺伐とした焼き肉屋に救世主が… 」


開封して水気を切り、そのまま皿に盛り付けるだけで、調理は不要

   「マンナンレバー」は、焼き肉チェーン店でのレバ刺しによる食中毒死亡事故が世間を揺るがした2011年8月に発売され、「レバ刺しそっくりのこんにゃく」として大きな反響を呼んだ製品だ。独自の脱アルカリ技術を用いてこんにゃく特有の臭みをなくした新素材「マンナンミール」をカットし、天然色素で牛のレバーに似た色をつけている。

   今回、厚労省が2012年7月1日から「飲食店での生レバー提供禁止」との通達を出したことを受け、スーパーなど流通各社から店頭で販売したいとの要望が数多く寄せられたため、新たに市販品として商品化した。開封して水気を切り、そのまま皿に盛り付けるだけで、調理は不要だ。ごま油と白ごまもついているので、塩と絡めてレバ刺しそっくりの味と食感を手軽に楽しめる。

   ネットでは、「殺伐とした焼き肉屋に救世主が… 」と歓迎したり「かにかまに次ぐ本格的な偽物に育って欲しい」とエールを送ったりするコメントが見られた。

   1袋60グラム入りで、価格は358円。

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