iPhoneユーザー狙う黒い影 対策アプリで自動警告

   アプリ審査体制の堅固さもあって、セキュリティに強いという印象があるiPhone(アイフォーン)だが、ソフトバンクグループのBBソフトサービス(東京・港区)によれば、アプリではなく通常のブラウジングで、悪質な詐欺サイトの被害に遭う人が出ているという。

   要因の1つはユーザーの無防備さだ。アイフォーンに限らず、スマートフォンでのブラウジングは移動中など、「ながら使用」が多い。どうしても集中力が散漫になり、画面の小ささもあって危険なリンクを不用意に踏みがちだ。短縮URLの使用も盛んなので、怪しいURLに気づかないケースもある。

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対策ソフト「あんしんWeb」が無料提供中


「あんしんWeb by Internet SagiWall」使用画面。危険なリンクを踏もうとすると警告が表示される

   上記のBBソフトグループでは、フィッシング詐欺・ワンクリック詐欺対策機能を搭載したアイフォーン向けブラウザアプリ「あんしんWeb by Internet SagiWall」を2012年11月29日にリリースしている。オンライン詐欺対策ソフト「Internet SagiWall」の検知エンジンを搭載しており、特に日本国内特有の詐欺サイトを、リアルタイムに解析して見抜くことに優れる。これにより、危険なサイトにアクセスしようとすると、自動的に判断してユーザーに警告する。

   インストールはApp Storeから。12月末までは無料で提供する。

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