検索回数も「Nexus 7」が上回る 対iPad miniシェア競争の行方

   日本のタブレット市場で、グーグル「Nexus(ネクサス)7」を擁するエイスースがアップルに逆転した。ここしばらくネット検索の回数でも、ネクサス7がiPad mini(アイパッド・ミニ)を上回っており、その優勢はしばらく続くかもしれない。

   全国家電量販店における2012年12月の企業別販売シェア(BCN調べ、2013年1月16日発表)は、エイスースが44.4%、アップルが40.1%だった。

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12月中旬からiPad miniかわす


Googleトレンドより(2012年12月~13年1月)。青がNexus 7、赤がiPad mini

   一方、ネット検索回数の推移を調べられる「Googleトレンド」でも、ネクサス7の好調ぶりが確認できる。2012年10月の発表当初、アイパッド・ミニの検索回数はネクサス7の倍近かったが徐々に鈍化。片やネクサス7は尻上がりに勢いを増し、12月18日には両者の話題度がアイパッド・ミニ発売以降初めて逆転していた。以後も接戦ながらネクサス7の優位が続いており、冒頭で紹介したシェア逆転とほぼ同様の状況だ。

   また2013年1月に入ってからも、ネクサス7はアイパッド・ミニへのリードを保っている(1月18日時点)。

   製品購入を検討する人の大半が事前にネットでスペックや評判を調べることを考えれば、検索回数の多寡が実際の購買数に連動するのは不思議ではない。1月以降のシェアでも、ネクサス7・エイスースの好調が続く可能性は十分ありそうだ。

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