「出世志向」の男はモテない プライベートを軽んじるイメージ

   モテる男性のイメージといえば一昔前までは、仕事をバリバリとこなし、会社内でも「部署のエース」などと称されるタイプだった。ところが、最近ではこうした出世志向の男性は嫌われ、一方で「仕事を楽しむタイプ」が人気らしい。講談社から刊行された新書『職場で"モテる"社会学 なぜ今、女性は「仕事を楽しむ男」に惹かれるのか』では、その理由を紹介している。

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カギとなるのは「内発的モチベーション」


『職場で"モテる"社会学 なぜ今、女性は「仕事を楽しむ男」に惹かれるのか』

   著者は消費社会研究家の三浦展さんと、モチベーション・コンサルタントの菊入みゆきさん。出世志向の男性がモテないのは、恋人や妻との関係を含むプライベートを軽んじるイメージがあるからだという。女性の働き方が変わったことが影響して、男性の肩書きや収入よりも、「コミュニケーション力」や「人間としての引き出しの多さ」が求められるようになった。

   同書によると、「仕事を楽しむタイプ」の男性は、「内発的モチベーション」があり、希望ではない仕事を与えられた場合も、前向きに取り組みプロセスを工夫する。異性への接し方も同様で、自分から楽しもうとする姿勢が受けているようだ。

   2012年7月20日に発売された。価格は880円。

   J-CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」でも記事を公開中。

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