「ビールを注ぐときは両手で」「ご馳走のお礼は翌朝にも」 新社会人に伝えたい酒席マナー

   「新社会人に向けて伝えたい酒席マナー」――。酒文化研究所は2013年4月10日、こうしたテーマで酒好きのモニター198人を対象に実施したアンケート結果を公表した。

   先輩へのお酒の注ぎ方や、宴会の途中退席の仕方などフレッシュマンにとって参考になる内容が盛り込まれている。

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途中退席の際は「事前申告」を


社会人として知っておきたい酒席マナー

   「酒席での新社会人の振る舞い方」としてモニターが薦めているのは、支持の高い順で(1)「目上の人にビールを注ぐときは両手を添える」83%(2)「日本酒のお酌を受けるときは盃に両手を添える」65%(3)「ワインを注いでもらうときはグラスは置いたまま」59%(4)「日本酒を飲むときは相手に注いでから自分の器に」53%(5)「オンザロックはグラスに氷を入れた後に酒を注ぐ」53%など。

   先輩にビールを注ぐタイミングについては「なくなってから」「減り始めたら」で意見が分かれ、同研究所は「『お注ぎしましょうか』と一声かけるのが最も評価されるのでは」という。

   宴会を途中退席する際のマナーとしては、「幹事格の人や上司に事前に知らせておく」「退出時は左右の人、上司にそっと声掛けする」「みんなの酔いが回らないうちに抜ける」などに支持が集まった。

   また先輩からご馳走されたときは、その場で礼を言うことに加え、「たとえ面倒でも翌日必ずお礼を言う」ことが大事という。このほか、「相手が吸うまでタバコは吸うな」「携帯はいじるな」といった意見も目立った。

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