参考書名人の手ほどきでよくわかる Illustrator使った楽しいスマホアプリ作り

   パソコンを使ったデザイン参考書で定評のある大橋学氏が中心となって、デザイナーのためのiPhone アプリ制作参考書を2013年5月、アスキー・メディアワークスから出版した。『デザイナーのためのiPhoneアプリUI/UX設計』である。

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「デザインを変えるとアプリの印象も変わる」


『デザイナーのためのiPhoneアプリUI/UX設計』

   UIとはユーザーインタフェース、UXはユーザーエクスペリエンス。大橋氏によれば、料理がセットされたテーブルがUIで、料理のおいしさがUXである。アップル社が提示するガイドラインをうまく活用し、ユーザー中心のデザインを考えるのはどうしたらよいか。大橋氏はデザイナーのためのIllustratorやPhotoshopの参考書を数多く作ってきた「名人」で、いつもの手法で実際の課題を設定、その解決法を作業手順に沿って示している。写真と図、チャートをふんだんに使っている。

   実践架空案件として居酒屋チェーン用の「割り勘勘定電卓」を取り上げた。様々な優遇プランに対応させる。簡単で、楽しく使えるようにするにはどうするか。ここでデザインがものをいう。「デザインを変えるとアプリの印象も変わる」。

   大橋チームは技術にも詳しく、最新技術をデザインでいかに生かすかを追求している。

   App Storeへの申請手続き、アップロードまでを説明し、サンプルファイルを出版社のサイトからダウンロードできるようになっている。

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