同年代のギャルだからこそ分かる…男子が車に興味を持たなくなった理由


お金もかかるし、車、そんなに必要ないもんね

   持たない、乗らない、こだわらない…。

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   近年、若者の車離れは加速の一途を辿り続けています。

   男性達が憧れを抱き、コツコツと貯金をしてローンを組み購入したり、これがなくちゃはじまらない!と、デートの最強ツールと言われていた約30年前がまるで嘘かのように現代っ子は車への興味・関心は低いようです。

   では、なぜこのように若者にとって車は無関心ツールとなってしまったのでしょうか? あの時代に見栄を張り、車を購入した男性なら「まったく…最近の若者は……」ときっと疑問や不満を抱いているのでは?

   そこで今回のギャルウォッチでは、若者が車に興味を持たなくなった理由について調査。同年代だからこそ分かる「そのワケ」を探ってみました。

【理由その1 だって維持費が高いんだもん!】

   まずこれは一般的に見ても避けて通れない問題の一つ。保険や税金・車検・ガソリン代と、年間にかかる維持費はバカになりません。つまり一昔前までは、高くて周囲に自慢出来るような豪華一点物を持ちたいといった概念が強かったですが、近年のファストブームにより若者達は安くて賢い買い物をする方が断然かっこいいと思うようになったようです。「ローン組んで買っちゃった!高かったんだぜ!」なぁんて、今の時代に自慢したら非難集中!プチプラが大好きな若者にとって、もう車はお金がある人が持つ物のようですね。

【理由その2 車よりもバイクでしょ!】

   次に注目すべきなのは、車よりもバイク派の若者が多いことです。車と違い、比較的お金の負担が掛からないことやローコストでバイクのカスタムを楽しめることで、自分達でも手に届くアイテム=バイクと考えられているようです。また車の場合は何かと渋滞したり、出掛けた時の駐車代なども掛かったりしますが、その分、バイクは走りの流れが切れず、駐車代もさほど掛からないのが嬉しいところ。ちなみに最近ではビッグスクーターを男性同様カスタムするのが、ギャルを中心とした女の子の間で増えつつあるようです。

【理由その3 携帯があれば問題なし!】

   友人とコミュニケーションを取れるのはもちろん、音楽も聴け、動画も見られる。そしてゲームだって出来る…と身近にここまで楽しめる携帯があることで必然的に車との繋がりがなくなり、優先順位が下がったと言えるでしょう。車で友人達とどこか出掛けるのは楽しいですが、別に日常茶飯時じゃなくて良い…。要するに車がなくてもLINEやTwitterなどでコミュニケーションを取り、その中で友人と楽しめていれば問題ないのです!若者にとって携帯でのネット世界の方が魅力的だと思われたのも車離れの1つの様子。

【理由その4 他にも魅力的な娯楽がい~っぱい!】

   理由その3と若干似ていますが、携帯やパソコンといった娯楽が増えたことで自分が関心あることへお金を費やしたいと思う若者が増えたことも関係あるようです。また一昔前までは車=ステータスと思われていましたが、そこにお金を費やし、こだわるのであれば自分にメリットとなることに没頭したいと思うようですね。車同様に高級時計やブランドバックにこだわらない若者が多いのも、それを持つこと自体がステータスではないと思われているからでしょう。今の若者は見栄を張る以前にとても現実的なのかもしれません。

【理由その5 草食系男子の増加!?】

   次に面白い理由として挙げられたのが草食系男子の増加です。草食系とは恋愛に対して受動的で物欲や出世欲も薄い温厚な男性のことで、グループの中でも目立たず、優しくおっとりとしているのが特徴。つまり、積極的でガツガツと前に出て女性を引っ張っていくような男性が減少したことで周囲へ威張るといった行動すらしなくなっていったのではないでしょうか。だからこそ異性を意識して車を持つといった男性が急激に減ったのかもしれませんね。出来ることなら極力無理をしたくないのも現代メンズの特徴なのかも!?

   以上、同年代のギャルだからこそ分かる若者が車に興味を持たなくなった理由についての調査はいかがでしたか。

   私が20歳だった約10年前までは、まだ高級時計やブランドバッグに魅力を感じ見栄を張る女性や、頑張ってローンを組んで車を購入した男性も少なくなかったですから、その時と比べても現代の若者にとって車への興味・関心度は断然低いようですね。

   もちろんそれが悪いこととは言わないですが、どこか貪欲さや上昇志向の気持ちが足りないと思ってしまうのは気のせいでしょうか?

   ちなみにGRPが調査した自分の欲しい物に出せる最高金額ランキング第1位は…。

   なんと1万円…。

   時代は変わったようです。

GRP編集長・まぁ~さ

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