宮城県の高校生がヴァシリー・ペトレンコ指揮のオスロ・フィルを鑑賞

   「未来の巨匠」と注目されるロシアのヴァシリー・ペトレンコ指揮によるオスロ・フィルハーモニー管弦楽団によるコンサートが2014年3月22日、宮城県仙台市・東京エレクトロンホール宮城でおこなわれ、招待された宮城県内の高校の吹奏楽部の生徒117名が世界レベルの音色を楽しんだ。

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東日本大震災の復興支援の一環


アリス=紗良・オットさんと、今回特別に招待された宮城県の吹奏楽部員ら

   海外の著名な指揮者・オーケストラとソリストが共演する「東芝グランドコンサート」の千秋楽公演。東芝では、東日本大震災の復興支援の一環として、被災した生徒の心の支援をめざし、2012年から3年間に渡って宮城県沿岸部地域にある高校の吹奏楽部の生徒を招待してきた。

   この日は特別に招待された117名の生徒がリハーサルも見学し、熱気と緊張感あふれる本番直前の様子を、息を呑んで見守った。

   演奏された楽曲は、「ニールセン:歌劇『仮面舞踏会』序曲」、世界で活躍するピアニスト、 アリス=紗良・オットさんも加わった「グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調」、「ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47」。北欧や旧ソ連の有名な作曲家の作品を、ロシアの指揮者と北欧のオーケストラが気迫を込めて演奏する姿に、 生徒らは拍手を送り、宮城県立泉松陵高等学校・吹奏楽部副部長の山本夏子さん(2年生)は「アリスさんへのアンコールでは拍手が鳴り止まず、感動して鳥肌が立ちました。演奏を聞いて、世界で活躍される方の凄さを感じました。」と笑顔で感想を話した。

   公演終了後には、アリス=紗良・オットさんを囲んでの記念撮影も行われた。

   公演レポートは特設ページ(http://www.toshiba-grand-concert.jp/report/sendai.html)で公開されている。

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