農作物の生育助ける"味の素"あのうま味が主成分

   味の素(東京都中央区)は2014年4月、うま味成分「グルタミン酸」を製造する際に生じる発酵液を原料とする葉面散布用液体肥料「グルハート」を全国で発売する。

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植物にも「アミノ酸」は必要


「うま味」のつまった肥料

   「グルタミン酸」を主成分とする液体肥料。本来植物の体には太陽光エネルギーを利用して取り込んだ二酸化炭素や窒素化合物をアミノ酸に変換する機能が備わっており、栄養吸収や生育を助けている。しかし、露地栽培などの場合、天候状況に依存してしまうのが実情だ。特に冷害や日照不足などは植物の生育を著しく阻害する代表的な要因の一つとして知られている。

   グルハートは葉に直接グルタミン酸を散布することによって植物の栄養吸収を助け、天候状況に左右されない生育を促す。「味の素」を作る過程で生じる副産物には大量のグルタミン酸やミネラルが含まれており、それを味の素独自の技術で肥料として生成しなおした。散布することで収穫量の増加やジャガイモ、玉ねぎなどの大玉化につながったという。0.5から1リットルの原液を水で200から500倍に希釈し、月2、3回のペースで散布する。20㎏入りバッグインボックスで販売。オープン価格。

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