東上線開業100年、東武池袋店で「沿線まつり」 東池袋大勝軒も沿線B級グルメの店もお祝い

   東京都豊島区の池袋駅と埼玉県寄居町の寄居駅とを結ぶ東武東上線が2014年5月1日に開業100周年を迎える。これに合わせて、東武百貨店池袋本店では東武鉄道と共同で、同8日から13日まで、同店8階催事場で「東武東上線沿線まつり」を開催し、東上線の歴史を紹介する展示やイベントのほか、沿線の特産品をそろえた物産展などを行う。

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開業当時の備品展示、鉄道関連グッズ販売も


昭和初期の川越市駅(東武博物館所蔵)

   東武東上線の前身である東上鉄道は1914年(大正3年)5月1日に、池袋と当時埼玉県川越市内にあった田面沢(たのもざわ)駅間で開通した。東上鉄道は20年4月に東武鉄道と合併し、東上鉄道の路線は東武東上線になった。設立が別々であったため、東京・浅草と群馬県や栃木県の各地を結ぶ東武鉄道各線とは線路がつながっていない。

   「東武東上線沿線まつり」では、100年の歴史を紹介する年表や当時と現在の駅舎写真、車両ヘッドマーク、開業当時の時刻表や乗車券箱、改札鋏、かつての沿線ガイドなどを展示する。

   「沿線まつり」ではまた、沿線名物の物産展やイートイン、名産品制作の体験イベント、東武東上線関連グッズの販売などが行われる。

   物産展には、和光市駅近くの「わこうっちお野菜村」や、豚肉をたっぷりはさみこんだホットドッグ系B級グルメ「メガトンドッグ」を提供する高坂駅近くの洋食屋アンジェロなど、和菓子、洋菓子、採れたて野菜、ビールなど沿線の人気店約20店舗が出店を予定している。イートインでは、つけ麺の元祖とされる「特製もりそば」を考案し、61年に池袋に出店した「東池袋大勝軒本店」の限定品が味わえる。

   「沿線まつり」の営業時間は、午前10時から午後8時。最終日は午後6時閉場。

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