JALが国内線新座席お披露目 普通席は本革で足元5センチ広く

   日本航空(JAL)は2014年5月27日、国内線向け新シートを搭載した飛行機「JAL SKY NEXT(スカイネクスト)」の初号機を報道陣に公開した。

   これまでの座席よりも普通席のシートの足元が広くなっているのが目玉で、約2年かけて座席の入れ替えを進める。

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16年上半期までに離島や地方路線をのぞく全77機に搭載


新座席では、普通席の足もとスペースが最大5センチ広くなった
クラスJの座席にも本革を採用した

   新シートは、普通席と、普通席プラス1000円で乗れる「クラスJ」のカバーに本革を採用して高級感を出した。革は滑りやすい点がネックだとされてきたが、クッションを工夫するなどしてこれを解消した。普通席では背もたれが従来よりも薄くなり、その分後部座席のひざまわりのスペースが最大5センチ広くなった。ファーストクラスの座席に変更はないが、じゅうたんのデザインなどが改善された。

   機内の照明はLEDになり、フライト中の時間や季節に応じて12パターンに変化する。

   新座席を搭載した初号機(ボーイング777-200型機)は5月28日から羽田-福岡間を1日3往復する。8月には777-300型機、9月には767-300型機、10月には小型の737-800型機にも新座席が順次お目見えし、16年上半期までには離島や地方路線をのぞく全77機に搭載予定。

   座席の入れ替えと並行する形で、14年7月からは、順次有料の機内無線LAN(Wi-Fi)サービスも提供される。

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