軍師「黒田官兵衛」の秀吉への建策を駅弁で再現 岡山駅で「官兵衛の水攻め弁当」販売中

   JR西日本・岡山支社は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放映に合わせて、駅弁「官兵衛の水攻め弁当」を岡山駅で販売している。価格は1100円。

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「水攻め」ならぬ「だし攻め」も


「官兵衛の水攻め弁当」

   ドラマの主人公の戦国武将「黒田官兵衛」ゆかりの地、「岡山」を訪れる観光客に対する取り組みの一環として、弁当製造の三好野本店(岡山市)の協力のもとに登場した「官兵衛の水攻め弁当」では、黒田官兵衛が秀吉に建策したと言われる天下の奇策「備中高松城水攻め」をイメージした。

   中央は、官兵衛の好物と言われた鯛(瀬戸内産)を、鯛だしで炊いた鯛めしにのせて、本丸に見立てた。また、備中高松に到着した秀吉が最初に陣を敷いたのが、伏見、豊川と並ぶ日本三大稲荷として知られる最上稲荷あたりであることから稲荷寿司を配し、また「堤防の土嚢(どのう)」に見立てた俵型の味付けご飯が添えられている。

   西側には、陣を敷く宇喜多秀家(岡山)にちなんで岡山県産のおかずを集結させ、東側は、秀吉が愛した茶道をイメージした和スイーツと、好物であったごぼうを盛り付けた。

   最後は、いかにも水攻めのように、中央の鯛めしを付属の「鯛だし」に浸すことで、鯛茶漬けとして楽しめる。

   11月30日までの期間限定。

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