セクハラ発言あるある…ギャルはしばしば顔しかめ 言葉選べぬ男性周りにいる不幸

   東京都議会でみんなの党・塩村文夏氏に投げられた女性蔑視を思わせる「セクハラヤジ」問題。ヤジの声は誰なのかといった追及や、ヤジ自体に対する疑問の声など波紋を広げていますよね。

   ママになりたいといった願望が強いギャル界でも、『耳を疑った』『聞き捨てならない』などといった意見が聞かれています。また、今回は都議会といった、地方議会のなかでも国を引っ張る立場の人達のあるまじき言動が公となりましたが、これは人として誰しもが見直さなくてはならない問題だといった声も多いようです。

   そこで今回は、日頃の発言を見直すためにも、ギャル達が実際に投げられたことがあるセクハラ的発言を紹介させて頂きます。こんな発言をしている男性は要注意かも…。

Read more...

今年はどんな水着? 胸大きくて肩凝らない?


その発言はアウト!

■実例1 『今年はどんな水着着るの? 俺は黒がセクシーで良いと思うよ!』発言

   『バイト先の社員の人でお父さんとほぼ変わらないくらい年上のおじさんなんだけど、暑いねって声を掛けられたと思ったら、まさかのこの発言…。一緒に海とかプールに行けるような人だったら分かるけど、想像とかされたら嫌だなって思った…』(18歳/高校生)

   夏になると友達間では自然に聞かれるような会話ですが、歳の離れた上司と部下といったプライベートではなかなか交流がないような間柄の場合は、セクハラ発言だと思われてしまうことがあるようです。また、水着や下着の好みを自ら話すのもNGの様子…。

■実例2 『お尻が小さくてスタイル良いね! でも胸が大きいから肩凝りそうだね!』発言

   『同じクラスの男子に言われた! 結構仲が良くてよく遊ぶ奴だけど、そんなところばっかり見られてるんだって思ったら正直ショックだったな…。スタイル良いって言ってくれたのは嬉しいけどね(笑)』(17歳/高校生)

   女性にとってスタイルを褒められることは嬉しいことではありますが、お尻や胸といった部位を特定して褒められるなどすると、いやらしい目で見られているといった気持ちになりますよね。この場合は、スタイルといった大きな括りで留めておいた方が良さそうです。

もしかして今日…? スカート穿くべし!

■実例3 『顔色良くないよ! もしかして今日、生理中?』発言

   『体調が良くない時にサークルの先輩が大きい声で聞いてきて恥ずかしかった…。しかも、沢山の人がいる場所で!ちょっと憧れてた先輩だったから余計悲しかった…。オブラートに包んでくれれば良かったのに…』(20歳/大学生)

   何気ない言葉でも公の場で言われると恥ずかしい時ってありますよね。発言にも気遣いや配慮を心掛けることで男性としての株もアップするはず。デリケートな言葉を発する際は、時と場合を考えて慎重な判断が必要です。

■実例4 『スカート履かないの? もっと女っぽい服着なよ!』発言

   『ボーイッシュなファッションが好きで基本パンツスタイルが多いんだけど、職場の先輩に男みたいだからスカート穿けって言われた。好きでパンツを穿いてるのに不愉快な気持ちになったな』(16歳/高校生)

   オシャレとしてスカートを履かない女性も多い中で、女性=スカートといった固定概念を押し付けるような発言は立派なセクハラなようです。セクハラだと思わずに発言した言葉でもこのように精神的に傷付けられた経験があるギャルもいるようです。

   以上、ギャル達が実際に投げられたことがあるセクハラ的発言を紹介させて頂きました。

   価値観や感覚は、性別・年齢によっても、また、相手との関係性によっても変わってくるものであり、どこからどこまでが「セクハラ」なのかといった疑問が生じる場合もあるかもしれませんが、不愉快に感じてしまう発言というのは少し配慮の気持ちを心掛けることで誰もが気付けるはずですよね。

   会社の上司や部下間においても友情関係においてもコミュニケーションは重要ですが、「セクハラ」と思われないよう上手な言葉選びが必要になりそうです。

   今回波紋を呼んでいる「セクハラヤジ」を機に、一人一人が日頃の発言を考え直してみてはいかがでしょうか。

grp編集部員・ミリにゃん

注目情報

PR
追悼