乗る前にチェック忘れずに…東洋ゴム「タイヤ柄」浴衣を初お披露目

   タイヤ事業などをグローバルに展開している東洋ゴム工業(大阪市)は、ドライブの機会が多くなる夏のレジャーシーズン本格化を控えて、ハンドルを握る前にぜひ一度チェックを、とタイヤの安全点検を呼びかけている。学校などの夏休み入りと同時に開かれた夕涼みイベントでは、タイヤ柄のオリジナル浴衣をまとった女性らが登場してキャンペーンに一役買った。

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大阪・中之島公園での協賛夕涼みイベント


オリジナル浴衣でタイヤ点検呼びかけ

   東洋ゴム工業製タイヤのトレッドデザインを柄に採用して制作したオリジナル浴衣を披露したのは、2014年7月18日から4日間、大阪市北区の中之島公園周辺で開催された「水の都の夕涼み ナイトカーニバル」。同公園は東洋ゴム工業本社から近く、同社がイベントを協賛した。

   「トレッド」は、タイヤが地面と接する外側の部分のこと。トレッド表面には溝が彫られ立体化され、それによって「駆動力や制動力」「雨天時における排水性」「操縦安定性」などを満たし、さらには騒音の抑制や乗り心地の快適化の機能を果たしている。

   溝の入れ方によってできる紋様はトレッドデザイン、あるいは、トレッドパターンと呼ばれ、その意匠は「タイヤの顔」ともいえる。

   東洋ゴム工業製のタイヤは、独特な意匠性に対する評価が高く、その特徴を生かし日本女性の華やかさを媒介にして、社会的認知を広めようと浴衣を仕立てる反物の柄に使ったものだ。

柄に3種類のトレッドパターン

   採用したトレッドパターンは、東洋ゴムのタイヤの中でも特に人気がある「PROXES R1R(プロクセス・アールワンアール)」、「OPEN COUNTRY M/T(オープンカントリー・エムティ)」、「NANOENERGY 0(ナノエナジー・ゼロ)」の3類。江戸染色型紙の老舗「青木型紙店」青木裕之氏が型紙を制作。「江戸ゆかた染元・高常」高橋榮一氏が江戸時代から受け継がれる伝統的な染色技法で染め、それぞれを涼しげな浴衣に仕立てた。

   「ナイトカーニバル」では、関西を中心に活躍する読者モデルの女性ら5人が、トレッド柄の浴衣姿で会場に現れ、東洋ゴムのゆるキャラ「わっくま」のグッズを手に、タイヤの安全点検を呼びかけた。

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