ワタミと花畑牧場が初となる宴会コース提供 共同開発で忘年会用に「女性向け&プレミアム感」演出

   ワタミフードサービスは、ワタミとしては初となるコラボレーションによる宴会コース「花畑コース」(飲み放題込み・税込み5000円)を花畑牧場と共同開発した。2014年9月19日から予約を受け付けている。

発表会には花畑牧場代表取締役の田中義剛氏が登場
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市販とは一味違う「生キャラメル」も


発表会には花畑牧場代表取締役の田中義剛氏が登場

   コースの特色は、ワタミファームの牛乳を使ったモッツァレラチーズの「花畑のチーズしゃぶしゃぶ&ヘルシートマト鍋」、同じく乳製品を使用した "焼きプリンデザート"の「カタラーナ」に加えて、十勝ホエー豚を使った「ジンギンスカン」など北海道らしいものや、独創的な料理をラインナップしている。コースの最初に出る花畑牧場の看板商品「生キャラメル」も、ワタミの牧場の牛乳を使っていて市販のモノよりもスッキリとした味わいに仕上がっている。

   同日、都内で行われた発表会には、花畑牧場代表取締役の田中義剛氏が登場。ワタミとコラボメニューのチーズは全てワタミファームの牛乳を使って花畑牧場で作られたもので、メニューにはかなりこだわったと話した。実際、料理を紹介する際に出されたリゾットのスープが多かったことに注意をするシーンもあった。

   「花畑のチーズしゃぶしゃぶ&ヘルシートマト鍋」の価格は、5000円と主力コースより1000円ほど高めに設定されている。その理由は、今年の忘年会のトレンドとして、①プレミアム需要の高まりから、「せっかくなら」価格よりも価値のある体験を重視したい、②働く女性の増加により、コース選びにも女性の嗜好が重視される、といったこと想定したからだという。「プレミアム」と「女性嗜好」というキーワードを「新」宴会コースの開発テーマとして、1000円上乗せすることで、女性を中心に人気の花畑牧場とのコラボメニューを新宴会コースに展開することが可能になった。

幹事を全力フォローのコールセンター設置

   また、今年の忘年会の傾向としてもう一つ、アベノミクスにより景気が上向いていることもあって、法人需要が拡大し、 "予約の早期化"や"大規模宴会の増加"が想定されている。ワタミでは、今年の忘年会のキャッチコピーを"大望年会"として、「大」規模な忘年会を中心に幹事の人たちに「望」まれていることを徹底して応えていくという。具体的には、①店長の裁量権を大幅に拡大し、個人店と同レベルのようなスピーディー且つきめ細かい対応②10月1日より団体様専用の予約回線を設置し、忙しい幹事役を全力フォローする相談型コールセンターとして体制強化③法人需要への対応を強化した専門チームを新設し、予約受付から席調整、売り掛けなど、法人向けのサービスも提供――といった施策を実施する。

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