長崎企業コラボの「出島珈琲カステラ」 ひきたてコーヒー生地に練り込む

   ともに長崎県で操業する和洋菓子製造販売の菓秀苑森長とカフェ事業を手掛けるAttic coffee and dining(アティック)は2014年10月29日、両社のコラボレーション第1弾となる「出島珈琲カステラ」を発売する。

   地元の長崎由来のものに焦点を当てて開発した商品で、江戸時代に長崎に伝来したとされるカステラとコーヒーを組み合わせた。

「出島珈琲カステラ」
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鮮度にこだわり

   「コーヒー風味」ではなく「コーヒー味」のカステラを目指し、アティックのオーナー兼バリスタの野田信治さんの監修により厳選したコーヒー豆を使用した。鮮度にこだわり焙煎(ばいせん)後3日以内に豆をひき、その日のうちに生地に練り込んでいる。伝統的な長崎の製法を取り入れカステラは、工程の半分が職人の手作り。「苦みの中にも甘さを感じる大人のカステラ」に仕上げた。

   パッケージはアティックの所有する出島の町を描いた江戸時代初期の古版画「出嶋阿蘭陀屋舗景(でじまおらんだやしきけい)」を使用している。

   販売場所は森長直営店と直営サイトのほか、出島ワーフにあるアティック運営の飲食店。価格は777円。

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