ウイスキーに合う小説は「ミステリー」 愛好家の半数がグラスにこだわり

   ウイスキー関連グッズの販売サイト「サントリー Goods Bar」の運営を行うサントリーショッピングクラブは2014年12月9日、ウイスキー愛好家の男性を対象に実施した調査結果を発表した。インターネットで10月24~27日に実施し、30代、40代、50代それぞれ100人、計300人から有効回答を得た。

ウイスキーに最も合う小説のジャンルはミステリー
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作家と共同でグラス開発

   自宅でゆっくりと読書をするときに合う酒の種類を聞くと(複数回答、以下同)、「ウイスキー」が最も多く80%。次いで「ワイン」37.3%、「焼酎」28.0%となり、「ウイスキー」は「ワイン」に42.7ポイントと大きく差をつけた。

   具体的にどのジャンルがウイスキーに合うかについては、「ミステリー・サスペンス小説」が「とても合う」と答えた人が32%で最も多かった。「合う」という回答と合わせると89.3%に上り、合計66%だった文芸小説を上回った。

   ウイスキーを楽しむために、こだわっているものをたずねると、「グラス」が54.7%と半数以上に上り、「氷」が45.0%、「水・ソーダ水」が35.7%と続いた。サントリーショッピングクラブは「グラスが1位となったのは、琥珀色を目でも楽しむウイスキーならではなのかもしれません」と分析している。

   同社では日本推理作家協会の協力を得て、ミステリー作家と菅原工芸硝子(千葉県)との共同で「グラス開発プロジェクト」を実施している。作家・道尾秀介さんによる、日が沈むころに飲む飲み物を意味する「サンダウナー(sundowner)」をテーマに考案したグラスのほか、茶人・千利休が愛したと言われる「黒楽茶碗」をイメージした作家・今野敏さんのグラスなどを販売中だ。

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