「東京駅100年の記憶」展、来年3月まで 工学院大学でシンポジウム開催

   2014年12月に開業100周年となる東京駅の東京ステーションギャラリーでは14年12月13日から「東京駅100年の記憶」展を開催する。15年3月1日まで。12月21日には工学院大学が、東京都新宿区の同大新宿キャンパスで、東京ステーションギャラリーと共催による記念シンポジウム「東京駅の保存・復原と日本近代建築の100年」を開催する。

「東京駅100年の記憶」展は東京駅ステーションギャラリーで開催中
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   日本近代の歴史とともに歩んできた東京駅は、関東大震災、原敬首相の暗殺、東京大空襲といった歴史上の出来事とともに、出会いと別れの場として、また生活の一コマとして、多くの人々の記憶に残る存在。「100年の記憶」展では近代建築史や絵画、写真、文学など、さまざまな視点から1世紀にわたる東京駅の記憶に光を当て、その文化的な意義の再検証を試みる。

   12月21日の記念シンポジウムは、午後2時10分から京都工芸繊維大学の田原幸男特任教授と松隈洋教授による基調講演、午後3時40分から鹿児島大学の鯵坂徹教授と日本大学の広田直行教授(によるショート・レクチャーが行われる。また午後4時20分からは、教授らによるディスカッションと質疑応答。開業100周年を迎えた東京駅丸の内駅舎の保存・復元を中心に意見が交わされる。

   会場は工学院大学新宿キャンパス。先着170名で申し込み不要・参加費無料。

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