今度は「会社」になった! サッポロビールの参加型開発プロジェクト「百人ビール・ラボ」

   サッポロビールは2015年6月1日から、消費者と一緒に新たなビールを開発する「百人ビール・ラボ」プロジェクトの第5弾を始める。今回は「百人ビール・ラボ社」なる架空の会社を設立し、5つの部署にわかれて「日本一笑顔になれるビール」をテーマに新商品を開発する。設立にあわせて、特設サイト「百人ビール・ラボ社Online」が開設された。

「百人ビール・ラボ」
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5つの部署を設置

   「百人ビール・ラボ」は12年にスタートしたプロジェクト。公式Facebookページ上での会議や、オフラインでのイベントなどを通じて、サッポロビールの新商品を開発している。たとえば第2弾(13年)では、味や香りについて投票を募り「百人のキセキ 魅惑の黄金エール」を開発。この商品はパッケージを変更し15年5月19日から再び、全国の主要コンビニエンスストアで数量限定販売されている。

   今回の舞台「百人ビール・ラボ社」は、商品企画部、商品開発部、研究開発部、広告宣伝部、営業本部からなり、部署(工程)ごとにオンライン会議が行われる。積極的な社員には「賞与」として、「魅惑の黄金エール」(100人)がおくられるほか、ビールを試飲しながらディスカッションする「商品企画ボード」への参加権(20人、6月開催予定)や、上富良野ホップ畑(北海道北富良野町)へのツアー招待券をプレゼントする予定だ。

   会議を通して、コンセプトから商品名、パッケージ、キャッチコピーを話し合い、12月までに完成する。実際に発売されるのは16年春予定。参加者の募集は随時行われ、いつでも社員になることができる(年齢制限あり)。

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