「朝の紅茶」ってのが出たので、「午後の紅茶」と飲み比べてみた

   きょう9月8日(2015年)、森永乳業から「リプトン 朝の紅茶」が発売された。

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   この新商品、どこか「午後の紅茶」(キリンビバレッジ)を思い起こすネーミング。パッケージには、ご丁寧に「午後じゃなくて!?」という煽り文句も書かれている。

   ここまで言われたら、飲み比べてみるしかない。大雨の中、記者は買い出しに向かった。


   「朝の紅茶」は、レモンとピーチの2種。それにあわせて、「午後の紅茶」のレモンティーを買ってきた。

   なお、「午後」にもピーチ(こだわり素材のピーチティー)がラインアップされているが、最寄りのコンビニになかったので断念した。


   飲み比べてみると、すぐに違いがわかる。

   すっきりとした味わいが「朝」で、ほどよい甘みがあるのが「午後」だ。

   果汁の割合は「午後」が0.1%で、「朝」が0.8%。よりレモンに寄せているのが「朝」のようだ。

   見た目は「午後」より、「朝」の方が濃い印象を受ける。なお「朝」では、紙パックの「リプトン レモンティー」と比較して、2倍の茶葉を使っているという。



   飲み比べた結果、両者は別のジャンルに生きる商品だとわかった。しかし今後、それぞれのファンが敵対するとも限らない。では、どうすればいいか――そうだ、共存させてみよう!


   半々にあわせた「朝+午後」ティー。ひとくち飲んでみると、サッパリしすぎず、甘さひかえめの味わいだった。これならば、朝から晩まで、時間帯を問わずに飲めそうだ。

   ちなみに、気象庁の定義によると、「朝」は「午前6時頃から午前9時頃まで」、「午後」は「12時から24時まで」となっている。

   この中間から、むりやり命名すると――。このドリンクは、さしずめ「10時半の紅茶」もしくは「深夜3時の紅茶」といったところか。


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