「iPhone 6s」結局、どの携帯会社が速いの? 山手線主要駅で速度調査

   KADOKAWAの運営するIT系ニュースや情報を扱う「ASCII」は2015年9月26日、JR山手線(東京都)の主要駅で行った、「iPhone(アイフォーン)6s」速度調査の結果を発表した。調査は26日11~16時、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの3社の端末で行われた。

山手線10駅で測定
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渋谷ハチ公前では「下り90メガ超え」

   測定の条件は、速度測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を5回実行し、最高値と最低値を除いた3回の平均値を算出。測定場所は、山手線各駅のうち、JR東日本による乗降客数ベスト10の駅で、「主要改札口を出て、空が見える最初の屋外」とした。

   結果は、ドコモが10駅中7駅で、最速を記録した。たとえば秋葉原駅電気街口(12時6分計測)では、ドコモが下り42.09Mbps、上り24.93Mbps、auが下り20.06Mbps、上り9.87Mbps、ソフトバンクが下り23.47Mbps、上り18.66Mbpsを記録。au・ソフトバンクが平均20Mbps台なのに対し、ドコモは40Mbps台を記録し、頭ひとつ抜けた。

   また、渋谷駅ハチ公口(14時57分計測)では、ドコモが下り91.60Mbpsを記録。au(下り23.12Mbps)やソフトバンク(下り39.95Mbps)に対して、ダブルスコア以上の速度をたたき出している。以上の数値は、全てASCII調べだ。

   25日の「iPhone 6s」発売にあわせて、ドコモは通信サービス「PREMIUM 4G」を強化。他社に先駆けて、下り最大262.5Mbpsでの高速通信に対応した。東名阪を中心とした1都2府15県の対象エリアでは、新型の「iPhone 6s」をより快適に利用できる。

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