ギャル見透かす"大人の事情" 飲酒&喫煙18歳解禁はダメよダメダメ

   選挙権年齢の18歳引き下げに伴い、飲酒喫煙の解禁年齢の18歳引き下げが様々なところで議論されています。

   結果的には飲酒や喫煙の禁止年齢引き下げの是非について結論を見送る方針となりましたが、実際のところ若年層であるギャル達はこの法案どう感じたのでしょうか?

   リアル世代の彼女達にアンケート調査を行いました。

【飲酒・喫煙解禁の18歳引き下げについてどう思う?】
■飲酒/喫煙とも引き下げるべきではない...70.3%
■飲酒/喫煙とも引き下げるべき...19.5%
■飲酒のみ引き下げるべき...7.8%
■喫煙のみ引き下げるべき...2.4%

   結果は、「飲酒/喫煙とも引き下げるべきではない」が最多の70.3%で、「反対」に思うギャルが多いことが分かりました。

   その理由を引き続き聞いてみると...。

大人の都合で若者を大人扱いしたり、子供扱いしたりするのはどうよ…
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事件事故増え、おバカな人が出てくるだけ

『絶対絶対ダメ!! 若者が起こす事件も多いのに飲酒も喫煙とも引き下げたら、世の中どうかなっちゃうでしょ。同じ世代が言うのも可笑しいけど、今の10代、突発的に何するかわかんないし...。イキる(イキがってる)人が増えるだけ!』

『運転免許って18歳から取れるよね。18歳から飲酒OKになったら、絶対飲酒運転する人が出てくると思うけど? そこも踏まえて、引き下げたいと思ったのか、マジで謎だわ。アル中で運ばれる人が増えるだけだと思う』

『ウチは22歳なんだけど、飲み会だとテッパンで"コール"になるんだよね。最近ようやく自分の限界が分かってきたけど、ぶっちゃけ自分の限界以上飲まされる飲み会もあるからね。楽しいこと大好きな10代なら、そういうことにあえて挑戦するバカな人も出てくると思う』

   ――といった声を聞くことが出来、事件や交通事故の増加、急性アルコール中毒による死亡事故を引き寄せ兼ねないと心配の声が多数上がりました。

   そのほか『引き下げられたとしても法律で守られてたら意味ないよね。こっちをどうにかしろ!』と、飲酒・喫煙よりも少年法の引き下げを強く望む声もあるようです。

「自己責任」理由に少数ながら賛成派も

   このように7割が飲酒/喫煙の年齢引き下げには、断固として「反対」なことが分かりましたが、19.5%の「飲酒/喫煙とも引き下げるべき」と答えたギャルからは、

『引き下げることで"大人"を意識する若者を増えると思う』

『大学1~2年生ってちょっとグレーなラインであるからハッキリするためにも必要!』

『年齢関係なく飲まない人は飲まないし、吸わない人は吸わないから。全て自分の判断で行うなら良いんじゃない?』

   ――このように自己責任感を促すために引き下げることを望む意見もあるようです。

   個人的には、引き下げることで社会的問題の多発、教育現場の混乱を招くことが予想出来ることから、どちらの引き下げにも断固として「反対」で、選挙権と飲酒喫煙年齢を同列にすべきではないと感じています。

   また、単純に税収目的としか思えず、私達、大人の都合で若者を大人扱いしたり、子供扱いしたりするのはいかがなものかと、情けなくも思いました。

   実施されることとなれば、医学的にも社会的にもまさに"百害あって一利なし"だと感じましたが、みなさんは率直にどう感じましたか?

grp編集長・安部舞紗

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