Perfume、レッドカーペットに「ド緊張」 「ここ歩いていいんじゃろうか」

   歌手のPerfume(パフューム)の3人が2015年10月24日、東京・六本木ヒルズなどで開催中の東京国際映画祭で、ワールドツアーの様子を記録したドキュメンタリー映画の舞台あいさつに臨んだ。3人は10月22日に行われた開幕イベントでレッドカーペットを歩いたばかり。「女優さんでも何でもないのに、ここ歩いていいんじゃろうか」などと緊張ぶりを次々に口にしていた。

   Perfumeにとって2015年は結成15周年、メジャーデビュー10周年の節目の年にあたる。映画「WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」では、14~15年にかけてアジア、欧州、米国などで丸2か月間にわたって行ったツアーの様子を記録した。東京国際映画祭では「パノラマ」部門に出品されている。

舞台あいさつに臨むPerfumeの3人(左から樫野さん、西脇さん、大本さん)と佐渡岳利監督
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知らないうちに映画のアピールしていて「『すげえ』って思った」

   「『東京国際映画祭』っていうものもよくわかってない」という、「あ〜ちゃん」こと西脇綾香さん(26)は、レッドカーペットでの緊張ぶりを

「今までに味わったことのない緊張...。『女優さんでも何でもないのに、ここ歩いていいんじゃろうか』というのと、『あれ?歩くんでいいんだよね?』。踊るとかがないことに手持ちぶさたというか...。緊張ばっかりが増してしまって、人生の中で一番緊張したんじゃないかなと思うぐらい緊張した」

などと振り返った。そういう状況でも映画のアピールは忘れなかったといい、「これも15年のたまもの」と自分に感心していた。

「テレビとか媒体さんにカメラを向けられたら、知らないうちに口からぼろぼろぼろぼろ映画のいいところを言ってて『すげえ』って思った」

   「かしゆか」こと樫野有香さん(26)にとっては、メンバー間の結束の強さを改めて確認する機会になったようだ。

「3人で歩きつつ、ずっと撮られててしゃべれないから、こそこそって横目で見ながら『OK、階段は下向くのね』『ここで前向くのね』『止まるのね』というのを緊張しながら楽しんでいたのが、やっぱりPerfumeの3人らしいと思った」

   「のっち」こと大本彩乃さん(27)は、佐渡岳利監督やマネジャーとレッドカーペットを歩けたことを喜んでいた。

 

   映画は10月31日にTOHOシネマズ新宿(東京)など全国の劇場で公開が始まる。樫野さんは、

「みなさんに、私たちがこれまでにやってきたこと、スタッフさんとやっていること、どういう気持ちでやっているかが伝わればいいと思う」

とアピールしていた。

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