GACKTと老舗料亭の料理人がネスレのニュースレターで対談 2人が共鳴したキーワードは「旬」

   ネスレ日本の「ネスカフェ 香味焙煎 究(きわ)み」は、東京・築地の老舗料亭「つきぢ田村」の田村隆さんとの共創により商品化した、レギュラーソリュブルコーヒーだ。微粉砕した焙煎(ばいせん)コーヒー豆の粒を包み込むことで、いれたての豊かな香りとコーヒー本来の味わいを実現した。

   田村さんは、産地よりも"旬"にこだわって食材を選ぶことをモットーにしている。そのこだわりを広く知ってもらうため、ネスレは旬をテーマにしたニュースレター「究めれば、産地より、旬。」を全3回で発行した。第1弾は俳優の中尾彬さん、第2弾はタレント・演出家のテリー伊藤さんをゲストに招き、田村さんと対談を行っている。

   ニュースレターの最後を飾るのはミュージシャンのGACKTさん。意外な組み合わせのように思えるが、日本ネスレとGACKTさんは今年9月に包括契約を締結している。公式サイト「ネスレミューズ」では、来年3月に発売が予定されているGACKTさんの新作アルバム収録予定曲を、ネスレ会員向けに先行ダウンロード&ストリーミング視聴できるサービスを展開している。

(写真左から)「つきぢ田村」の田村隆さん、GACKTさん
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「本当は旬にこだわって産地を選ぶべき。これはコーヒー豆も一緒」

   "生き方すべてにこだわりを持っている"と語るGACKTさん。音楽と食については、次の持論を持っているという。

「口に入るものは自分を作るものだから、自然と食にもこだわるようになっただけで。音楽へのこだわりも、流行やマーケットより、自分にしか歌えない曲を求めてやってきた結果、多くのファン層が未だに応援し続けてくれているのだと信じています」

   職業は違えど、仕事に対するこだわりは田村さんも一緒だ。

「私共も、先代の教えやこだわりを何十年も守り続けるために、常に向上心を心がけています。たとえば、ダシ。お椀の蓋を開けた時に見える具と違い、見えないけれどとても大切に作っています。分かる人には分かる(笑)」

   ここで「ネスカフェ 香味焙煎 究み」が運ばれてきた。一杯飲んだGACKTさんはその味について、他のコーヒーとは明らかに異なると称賛する。

「香りが立っている上に味わい深くて後味もいい。『ネスカフェ レギュラーソリュブルコーヒー』の最高傑作と銘打つのも納得できます。世間では、コーヒーの味なんて、そんなに違いはないだろう、なんて言う人もいます。『ネスカフェ 香味焙煎 究み』は、そんな考えを払拭しますよ」
 

   その言葉に喜んだ田村さんは、商品のコンセプト――「産地より、旬。」「旬を追い、収穫地まで変える。」を説明。そして"旬に対するこだわり"があるか、GACKTさんに問いかけた。

   GACKTさんは、とある店で食べた、「きのこ料理」に関する思い出を話し出した。

「まさに旬という感じで美味しかった。店の大将に尋ねたら、昨日、大将自ら山で獲ってきたものだと言われ感激したことがあります。そんな素敵な店を選んでくれた方の心遣いも、自分が大切にされたようで嬉しかった」
「あの時の旬のおいしさを味わうためなら産地を追いかけたくなります」

「その通り」と深く同意した田村さんは、次のように持論を展開する。

「食材の産地ブランドにこだわる人がいますが、本当は旬にこだわって産地を選ぶべき。これはコーヒー豆も一緒です」

   日本と海外を行き来する生活を送るGACKTさんは、"旬は独特の文化である"と実感をこめて語る。

「田村さんの考えには納得します。それに、旬というのは、究極の贅沢ですよ。海外の四季のない国に住んでいる方には旬という概念がない。日本人にとっては当たり前のことだけど、旬という独特の文化をボクらは自然に手に入れている。すごい財産です」

   田村さんのこだわりを満足させた「ネスカフェ 香味焙煎 究み」は、全国の百貨店やネスレ通販オンラインショップで販売中。エコ&システムパックタイプ(30グラム)が1620円、瓶タイプ(35グラム)が1944円(いずれもネスレ通販の税込価格)。

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