ネッ友付き合いもラクじゃない...ギャルの間にひそかに広がる現代病"ソーシャル疲れ"

   今やデジタルネイティブなギャルにとって、セルフアピール・リア友&ネッ友とのコミュニケーションの一環としてSNSは切っても切れないツールとなっています。

   毎日が「おはようで始まり、おやすみで終わる」ように、彼女達は「SNSで始まり、SNSで終わる」のが日課となっているのです。

   しかし、そんな日々を送るデジタルネイティブなギャル達も、ひそかに"ソーシャル疲れ"に陥っていることが分かりました。

   以下がgrpで調査したアンケート結果です。

   【SNS疲れを感じることはありますか?】

■ある/61.9%
■ない/38.1%

    このように5人中3人が『SNS疲れを感じる』と答えており、楽しくてやっているはずのSNSが、いつしかうんざりするといった精神的な疲れを感じていることが分かりました。

5人中3人が『SNS疲れを感じる』と回答
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モヤモヤ、ドギマギ、うんざり...

   では、どういった時にデジタルネイティブなギャル達は、"ソーシャル疲れ"を感じるのでしょうか。

    今回は、そんな一種の現代病とも言える"ソーシャル疲れ"5選をピックアップしてみました。SNSに支配される現代だからこそ、あなたもギャルと同じ状況に陥っていませんか...?

   ◆その1 フォローワー数減少でモヤモヤ

   『インスタもツイッターも好きだからやってるけど、フォロワーが減ると誰がフォローを外したのかが気になる。いちいち気にするのも良くないけど、やっぱり気になるよね』

   人気のバロメーターを表すと言っても過言ではない、SNSのフォロワー数。1人減っただけでも『誰がフォロー外したの?』と、モヤモヤするギャルが多いようです。そのため誰がアンフォローしたかが分かるアプリをDLして逐一チェックするギャルも急増中とか...。

   ◆その2 苦手な人からのフォローにドギマギ

   『昔、大喧嘩した先輩からフォローがきたの! もう関わりたくなかったから、私はリフォローしてないけど、相手から"いいね"がくると何となく気まずい』

   一般的に考えれば、リアルであってもネットであっても、嫌いな人と距離を取ることを恐れる必要はないと思いますが、そこはデジタルネイティブのギャル達。ネットコミュニケーションであっても相手との距離の取り方を気にしているようです。

   ◆その3 写真撮影にうんざり

   『最近、やたらインスタとかにアップするためだけに写真撮る人が増えたの! それがいちいち面倒くさい! こっちがスッピンだと余計ダルい』

   毎日の更新を心掛けているデジタルネイティブにとって、日々つきまとう"ネタ探し"。だからこそ、友達と会えば写真を撮りたいのが本音ですが、そんな声とは裏腹にうんざりといった声も...。撮る側は、相手の気持ちを汲み取りながら試みるのが良さそうですね。

"コメ返"に縛られて...

   ◆その4 今カノ発見でショック倍増

   『元彼のことを引きずっている時に、その彼のインスタを覗いたことがあって...。そしたら今カノとのラブラブ写真がアップされてて...。これはかなり堪えたよ...。』

   連絡を取っていなくても、時に相手が「何をしているか」といった状況を知れるのもSNSの醍醐味でもありますが、だからこそ反対にショックを受けることも...。新カノの発見や、浮気、不倫の発覚など、異性関係でモメたりすることも多いようです。

   ◆その5 返信対応にジレンマ

   『コメントがくるとそれを1通1通返信してるんだけど、それが結構大変で...。しなかったらしなかったで、また面倒なことになりそうだから必ずするんだけど、ちょっと面倒です。とにかくスマホが手放せなくて自分の時間が取れないですね』

   コメント機能によって、より密なコミュニケーションを取れるメリットもありますが、時にはその"コメ返"に縛られてしまうことも。大人世代からすれば返信しなきゃ良いだけの話で受け取られそうですが、しなきゃしないで気まずいモードになりかねないのが現状です。

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   以上、ネットネイティブなギャルが抱える"ソーシャル疲れ"5選はいかがでしたか。

   リア友はもちろん、ネットでしか知り合えない人や思わぬ人と繋がれるのもSNSの面白みではありますが、"楽しいことの裏には影がある"といったように嫌なことも付き物...。

   ただただ自分のニーズを満たすといった自己満足だけで楽しむなら問題ないですが、"いいね"や、コメントやコメ返をすることがいつしか義務的になったり、少なからず周囲の反応を期待してしまったりと、まさに危険な"SNS漬け"に陥っているとも言えるでしょう。

   SNSによって心身を消耗しては元も子もありません。

    そんな彼女達に今必要とされるのはSNSやスマホにゾッコンになる時間ではなく、あえて断ち切るといった"デジタルデトックス"の時間なのかもしれませんね。

grp編集長・安部舞紗

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