出発進行だモン!...首都圏初の「くまモン電車」 「赤」にちなんで京急が運行

   東京都内と横浜市や三浦半島の各地など神奈川県内を結ぶ鉄道路線の運営などを行っている京浜急行電鉄は、熊本県の営業部長兼しあわせ部長の「くまモン」をペイントした電車「くまもと号」の運行を2016年2月29日から始めた。熊本県では阿蘇のあか牛や、トマト、スイカといった「赤い」農作物が有名で、京急は「赤い電車」で知られている。くまもと号は「赤」が縁で展開される「京急くまもとキャンペーン」の一環として登場。くまモンのラッピング電車が首都圏で運行されるのは初めて。

   車体のドア横には、「出発進行だモン!」という吹き出しが付いた車掌姿のくまモンに加えて、熊本市が展開する「熊本城おもてなし武将隊」の姿もペイント。車内の広告でも、熊本の魅力をアピールする。

ドア横にくまモンが制服姿で「出発進行だモン!」
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「羽田まで行き、肥後熊本までおいでくだされば」

   京急品川駅で行われた出発式では、文禄・慶長の役(1592~1598)で加藤清正と先陣を争ったキリシタン大名、小西行長に扮した「おもてなし武将隊」の男性が

「是非皆様、今から参りまする『くまもと号』で羽田まで行き、そして肥後熊本までおいでくだされば幸いでございまする」

などとPRしていた。

   「くまもと号」として運行が始まったのは、京急の快特や座席指定制のホームライナー、ウィング号に使用される「2100形」1編成(8両)。キャンペーン期間が終わる3月25日まで1日に数回運行される。運行ダイヤは、運行前日の14時以降に「京急ご案内センター」(電話03-5789-8686/045-441-0999、平日7時30分~21時/土休日9時~17時)で案内している。

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