「お年玉をすべてグッズと漫画に」 乃木坂46・生駒里奈が「アニメ愛」ぶちまける

   人気アイドルグループ、乃木坂46の中でも「アニメオタク」として知られるメンバー3人が2016年3月17日、アニメ専門店チェーン「アニメイト」のイベントに出席した。

   生駒里奈さん(20)は「お正月のお年玉をすべてグッズと漫画に捧げてました」とデビュー前のエピソードを明かし、大阪から上京前は毎日のように店舗に通っていたという松村沙友理さん(23)は「(行きつけの店舗は)全然ご案内できますよ、何か言っていただければ」と豪語。具体的な作品名を次々に挙げて作品への愛を語る「ガチ」ぶりに、報道陣も舌を巻いていた。

新ロゴは「アニメ店長」(写真右)をモチーフにしたものに切り替えられる。中央が乃木坂46の生駒里奈さん
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イザヤのメモ帳が「オーディションのお守り」

   イベントは、アニメイトの30周年記念プロジェクト発足を記念して行われた。ロゴを宣伝キャラクターの「アニメ店長」をモチーフにしたものに一新し、店員のエプロンも期間限定でロゴ入りのものに切り替える。それ以外にも、現時点でアニメ3作品とゲーム1作品を「応援タイトル」に指定して店舗などで展開する。

   乃木坂メンバーも、新ロゴ入りのエプロンと名札を身につけて登場。秋田県出身で秋田店に通っていたという生駒さんは、

「その頃はお小遣いが少なくて、お正月のお年玉をすべてグッズと漫画に捧げてました。うそではないです。ガッツリ買っていました」
「『デュラララ!!』(ライトノベル、09年にテレビアニメ化)が一番自分の中では『来て』いて、イザヤ(登場人物の折原臨也=おりはら・いざや)のメモ帳をオーディションの時も使わずに、お守りとして持ってたんです」

などとアニメグッズをめぐるエピソードを力説。大阪府出身の松村さんは、京橋店に「学校の帰りに毎日行っていた」そうで、「全然ご案内できますよ、何か言っていただければ」と、店舗内を熟知していることをアピールしていた。

ファンから話しかけられた時には「見ているジャンルによって対応を変える」

   埼玉県出身の佐々木琴子さん(17)はお隣・群馬県の高崎店が行きつけだったといい、

「一人で黙々と集中して行ってました」

と、「友達と一緒に行くものではない」といった持論を展開。生駒さんも

「やっぱり一人の方が、自分が好きなものを熱中して探せるので...」

と応じていた。

   3人は乃木坂46のメンバーとして有名になってからも店舗には通っているというが、生駒さんは「全然気付かれません」。反対に松村さんは「結構気付かれます」と話し、ファンから話しかけられた時には「見ているジャンルによって対応を変える」という。

「少女漫画とかだったら、『ありがとうございます!』とか言って、握手とかも全然するんですけど...」

と言いかかったところで、

「BL(ボーイズラブ)の棚だったらどうするんですか?」

と質問が飛び、松村さんは「いやぁ、まぁ...」と苦しい状態に。司会者の「すいません、お察しください!」という助け船で、その場を乗り切っていた。

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