チーズ味のスナックがイタリアンなデザートに変わった...だと? 湖池屋、一度で二度おいしい「じゃが味+」

   製菓大手の湖池屋が一度で2種類の味を楽しめる新感覚ポテトスナック「じゃが味+(プラス)」を2016年3月28日に発売した。付属している「味チェンパウダー」という粉末をかけると味が変わるというもの。ラインナップは「ベーコン味→カルボナーラ味」、「チーズ味→ティラミス味」の2種類だ。

   ベーコン→カルボナーラはなんとなく変化の想像がつく。チーズ→ティラミスは...うーん、どうなんだろう。

一度で二度おいしい
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200回近く改良を重ねてたどり着いた味変化

   筒型の容器を開封すると、ポテトチップスを細かくしたようなスナックが入っている。ためしにベーコン味の状態でほおばると、薄い塩気にベーコンのスモーキーな香りが口に広がる。半分ほど食べたところで味チェンパウダーを入れると、今度はこってりとしたカルボナーラ味に変わった。あっさりした味→濃厚な味への変化が明確で、満足感たっぷりだ。

   チーズ味は、そのまま食べるといたって普通のチーズスナックだった。カルボナーラと立て続けに食べて、塩気のある味に若干がおなか一杯になってきたところでパウダーを投入。もともとかなりしっかりとチーズ味がついていたので、ココアの甘い香りがするパウダーとケンカしないかと若干心配だったが、いざ食べてみるとしっかりティラミス味になっていたのでびっくりした。

   湖池屋は「味が変わる前後の個性をしっかりと出しつつ、どちらの味もおいしい」製品に仕上げるため、200回近く改良を重ねたという。酸味が特徴のスッパムーチョや、ポテトチップスイチゴのショートケーキ味など、「ポテトスナック=塩味」という常識を覆すユニークなシーズニングに挑戦してきた湖池屋だからこそ生み出すことができた変化球スナックといったところか。

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