「おそ松くん」ベスト版が文庫で登場 名作「30年後のおそ松くん」を収録

   筑摩書房は、2015年に生誕80周年を迎えた"ギャグ漫画の巨匠"赤塚不二夫さんの代表作「おそ松くん」の傑作集、「おそ松くん ベスト・セレクション」を16年4月8日にちくま文庫から発売する。同社はほかに、赤塚作品に登場するキャラクターのなかでもとりわけ熱狂的なファンの多い「ニャロメ」が登場する話を集めた「ニャロメ!!」(ちくま文庫)を同日復刊する。

30年後の六つ子たち (c)Fujio Akatsuka
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   「おそ松くん」は1962年に少年サンデー(小学館)で連載が始まり、赤塚さんがギャグ漫画としての地位を築くきっかけとなった。同名のアニメは過去に2度放送され、2015年から放送中の「おそ松さん」は六つ子の主人公が大人になった姿を描き社会現象となりつつある。

   「おそ松さん」のファンも喜ぶ「30年後のおそ松くん」を始め、「ベスト・セレクション」には厳選された18話を収録した。長女の赤塚りえ子さんの思い出話を交えた解説付き。

   また、「ニャロメ!!」は俳優で演出家の松尾スズキさんが解説を加えている。

   新刊の発売に合わせ、筑摩書房は4月11日から4週間、webマガジン「webちくま」で「30年後のおそ松くん」の試し読みキャンペーンを実施する。

   定価はいずれも780円(税抜)。

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